クインタスのビジネスモデルに不可欠なアプリケーションセンター

クインタスのアプリケーション・センターは、お客様にとって大きな価値を持つものに発展しました。ここでは、材料や熱間静水圧プレスのレシピーなどを弊社のキスパートが一緒にテストしています。これにより、生産性が向上し、コストが削減されています。新しい素材の試験やパラメータの調整は、ここの小規模ユニットで実施できるため、大きい生産設備における貴重な容量を使う必要がなくなります。クインタス・テクノロジーズでは、この度アプリケーションセンターが2か所になりました。スウェーデンのヴェステロース市と、米国のオハイオ州コロンバス市です。

弊社の高度緻密化(AMD)のグローバルビジネス開発マネージャJames Shipleyは、このアプリケーションセンターはクインタスのビジネスモデルの重要な要素であると言っています:

「お客様からは、ますます複雑な質問が来るようになっています。これは多くの場合、増大する業界の要求や、新しいプロセスソリューションの開発などに関連しているものです。この傾向は、積層造形の領域において特に顕著です。最終コンポーネントの特性に対するさまざまな粉末の効果や、転写方法、転写パラメータ、加工後の処理など、まだまだ研究が必要な部分が多いためです。温度や圧力、そして冷却率の変化を通して細孔を取り除いたり、疲労寿命を伸ばしたり、材料の特性を調整したりできるようになったことで、さらなる研究の必要性が高まっているのです。さまざまな素材の試験は増加しており、またこれと同様の傾向が医療用インプラントやセラミック素材でも見られます。特に、圧力と冷却率が焦点になっています。」

世界は急激に変化している

お客様や大学そして専門組織間の共同はますます増えています。それは、新しい生産技術やパラメータに基づいた、将来の大量生産のための最新の開発につながっています。その結果、新しいソリューションがより早く製品化されるようになりました。設備購入を進めているお客様も、熱間静水圧プレスのプロセスについて学び、そしてクインタスのアプリケーションセンターを利用して自社開発を進め、設備の始動前に生産プロセスの開発を完了することができるようになりました。

弊社専門家により運営されるクインタス・アプリケーションセンターによって、研究開発と、熱間静水圧プレスのプロセスの最適化、そして新たな生産方法の開発が可能になりました。その当然の結果として、製品の質は高まり、生産量が増えることで、コスト削減につながります。熱間静水圧プレスで操業を増やすなど効率が向上することが、お客様がクインタス・ケアプログラムに参加される大きな理由の一つになっています。プログラムに参加することで、クインタス・アプリケーションセンターからの支援を受けることができるようになるのです。

Quintus Care offers HIP Application Support
Jim Shipley, Business Development Manager at Quintus Technologies

James Shipley