
Whitepaper - Quintus Purus® Enabling clean processing in Hot Isostatic Pressing
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安全性
QUINTUS®の熱間静水圧プレスは、高張力の冷延バネ鋼リボンの高強度の巻き線型容器とヨークフレームが特徴です。高強度の圧力容器は、最大稼働圧力下でも容器の壁面に残留圧縮があるため、引張荷重を無くし、亀裂の伝播、脆性破壊を回避できます。
それにより、最も安全で最も信頼でき、そして耐久性のある圧力容器システムの設計として広く認識されています。容器は、米国機会学会(ASME)の規則に定められる「破断前漏洩」の条件を満たしており、典型的な計算上の疲労寿命も20,000サイクル以上となっています。
負荷吸収リボンを使ったQUINTUS®の設計では、鋳造と比べて2倍の張力を持つため、本システムは軽量小型で、巻き線型ではない鋳造容器と比較して最大50%軽量化されています。
同様の熱間静水圧プレスシステムでは、自然冷却に8時間から12時間かかり、これは通常サイクルの半分以上の時間に相当します。URC設計なら、積載部分を均一に冷却し、熱変形と不均一な結晶成長を最小限に抑えます。
モジュール構成のソリューション
クインタスのモジュール構成ソリューションは、総合的な設備投資の観点からみると、省スペースでコスト効率も高くなっています。モジュール構成のソリューションなら、建物と土木工事が簡単に済むため、あらゆるサブシステムをコスト効果の高い生産設備に組み込むことができます。
ターンキーの納品
クインタス・テクノロジーズは、世界各地で数多くの熱間静水圧プレスを設置してきました。設備が生産開始できる状態になるまで、お客様に一本化された窓口を提供する弊社のプロジェクト管理は、実績があります。
1,035〜3,100バール
(15,000〜45,000psi)
最高温度
2,200°C(4,000°F)
理論密度を
100%達成
ラボ用熱間静水圧プレスシステム
これらコンパクトな小型熱間静水圧プレスシステムは、熱間静水圧プレスの研究と実用可能性の研究用に設計されています。圧力容器とフレーム、そしてその他のサブシステムは、単一の省スペースのキャビネットに収納されています。作業領域の直径は82〜186mmで、高さは160~500mmです。
少量生産向け熱間静水圧プレスシステム
この小型熱間静水圧プレスシステムは、弊社の生産プレスの小型版です。圧力容器やフレーム、そしてその他のサブシステムは、省スペースのスキッドに取り付けられており、容器の標準直径は228~375mm、そして高さは700~1200mmとなっています。これらのプレスは、金属射出成形や積層造形、またはインベストメント鋳造産業などの小さい部品生産に経済的に適しています。システムは非常に生産性が高く、アプリケーションによっては、1日に6サイクルまで稼働できます。
中型熱間静水圧プレスシステム
クインタスの中型熱間静水圧プレスシステムは、標準容器の直径が450mm〜1050mmで、高さが1100mm〜2600mmとなっています。これらのプレスは、積層造形から金属射成形、そして本格的な規模の機械設備によるビジネスに至るまで、あらゆる用途に適した完全生産システムです。
大量生産システム
クインタス・テクノロジーズは、ユニット単位の処理コストを大幅に削減する大容量熱間静水圧プレスを提供しています。また、より高いコスト効果を目指す「メガ熱間静水圧プレス」市場の牽引もしています。世界最大のプレスは、そのホットゾーンの直径が2m(79インチ)以上であり、そして新型の「テラ熱間静水圧プレス」では容器の直径が3m(118インチ)に及ぶものまであります。
こういった大容量があることにより、大型化する製品やバッチでも高密度化が可能になるほか、コストを削減し、そしてお客様の競合力を高めることができます。