ラボとパイロット規模のための冷間静水圧プレス

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モノブロック冷間静水圧プレス

モノブロック容器の冷間静水圧プレスシステム

モノブロック容器は1940年代から使われており、信頼できる道具として粉末金属やセラミック産業で使われてきました。クインタス・テクノロジーズ(旧ABB)は、1986年にAutoclave Engineersとジョイントベンチャーを結び、その後、2006年には同社の静水圧プレス部門を買収しました。現在の容器の設計は、すべて米国機械学会(ASME) Section VIII、Division
2と3の圧力容器基準を取り入れているほか、PEDとCEの要件に従っています。これらモノブロック容器は、ユーザがプレスを維持し、予め定められたスケジュールに沿って定期検査を実施し、そしてプレス付属のオペレーション/メンテナンス・マニュアルに記載された通りに、クインタス・テクノロジーの推奨に従って通常の保全を行っていれば、長期間にわたり安全に運転できます。

研究規模の冷間静水圧プレス

これら小型の自己完結型ユニットは、冷間静水圧プレスの基礎研究や実現可能性研究そしてプロトタイプ研究にとって、手早く便利、しかも経済的なシステムとなっています。クインタスのモノブロック冷間静水圧プレスは、産業や政府機関そして大学の研究室などで、他のどの静水圧プレスよりも多く使用されています。また、小ロットの生産作業に使用されているものもたくさんあります。これらのプレスは、内径50.8mm (2インチ)から152.4mm (6インチ)まであり、典型的な圧力は30,000〜60,000PSI (2068バール〜4136バール)になっています。

減圧機能

冷間静水圧プレス内は、ホールド終了時に減圧システムにより減圧されます。この減圧システムは、生産性を最大化するか、または微量の減圧で精度を最大化するか、貴社のニーズに合わせて設計することができます。

長寿命の設計

冷間静水圧プレスは、最長のサイクル寿命の達成と、最大スループットのための最適化されたサブシステムコンポーネントの選択、そして一貫した結果を出すための加減圧の正確な制御を行えるよう、設計されています。貴社の冷間静水圧プレスが何千ものサイクル後も最高の運転条件を維持できるように、容易な定期検査のテクニックを提供します。

パイロット工場と中間規模生産向け冷間静水圧プレス

より規模の大きい生産向けには、完全自動圧力容器運転のモノブロック冷間静水圧プレスを各種ご用意いたしております。ボタンひとつで操作できるカバーとかごのほか、スレッドレスピン封鎖、注水と排水、そして加減圧の制御が可能です。

この設計により、生産コンポーネントの静水圧プレス成形を最速で実現します。また、ポンプ時間の高速化や、閉口部の回転、そして人間工学的な作業空間のために閉口部と作業かごを床面高さまで下ろすなどのオプションもあります。必要に応じて、コンピュータ制御システムを組み込むことで圧力とホールド時間を追跡したり、または材料の追跡ができるよう改造したりすることもできます。

これらのプレスは、圧力(5,000PSI〜60,000PSI、つまり345バール〜4136バール)に応じて、内径203.2mm(8インチ)から609.6mm (24インチ)まであります。

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