
Reference - Plansee Metall GmbH
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数十年もの間、冷間静水圧プレス(CIP)は、世界のメーカーによって使われ、成功を収めてきました。冷間静水圧プレスは、金属やセラミックの粉末を結合させ、圧延や機械加工そして焼結などの処理ができる「グリーン」な部品を作るのに使われます。
圧力が典型的に1,035〜4,138バール(15,000〜60,000psi)、そして温度が最高93°C (200°F)になる冷間静水圧プレスは、セラミックの最大理論密度を95%達成できます。金属の場合、100%までの理論密度を達成できるほか、重要な高性能金属材質の延性と疲労抵抗を向上させます。コンポーネントは多くの場合、網形または準網形になっています。
高性能セラミック部品に実績のあるプロセス
冷間静水圧プレスの一般的用途として、セラミック粉末の結合、グラファイトの圧縮、耐火物や電気絶縁体、そして歯科や医療用の緻密セラミックスなどがあります。この技術は、スパッタリング・ターゲットの成形や、エンジンのシリンダーヘッドの摩耗を最小化するためのバルブのコーティング、電気通信、電子機器、航空宇宙産業そして自動車産業などの新しい応用へと広がっています。
クインタス・テクノロジーズが特許を取得している微量減圧システムは、圧力とサイクルタイムを正確そして制御しながら低減し、生産性を最大限まで高めます。このメリットとして、バルブの機械的摩滅の減少、非常に正確な圧力制御による安全な生産、そして空気が閉じ込められたことによって「グリーン」なセラミックの部品に発生するひび割れや剥離による材料ロスの最小化、などが挙げられます。
クインタスの設計は、米国機械学会(ASME)の圧力容器基準の Section VIII、Division 3に定められた「leak-before-burst(破断前漏洩)」に準拠しており、市場で最も安全そして軽量になっています。弊社の圧力容器の寿命は、現在製造されているものの中で最長です。冷間静水圧プレスなどは、その独特の巻き線型高強度の技術のおかげで検査が簡単で保全の間隔が最も長いため、そのほとんどが今でも稼働しています。
セラミック産業に貢献する冷間静水圧プレス
弊社の冷間静水圧プレスの比類ない性能設計は、最も高い圧力と荷重負荷に耐えることができるほか、最速のサイクルタイムを実現しています。圧力容器のコンポーネントも、非常に長寿命になっています。オペレーターの操作が簡単なヒューマンインタフェースは、高度でインテリジェントな圧力制御を可能にしています。微量減圧システムにより、高精度の圧力制御が可能で、地絡が発生してもサイクルを継続できる可能性を提供します。停電時の処理においても、最も安全で冗長性のある冷却およびフィルターシステムになっています。安全運転の頂点にあるシステムとなっています。
冷間静水圧プレスを選ぶ理由
材料特性の向上
新しいユニークな材質の加工
冷間静水圧プレスは以下の新しいアプリケーションへと拡張しています:
中型から大型の冷間静水圧プレスのための「最新」技術
従来の結合方法と比べたメリット:
新しいユニークな材質の加工が可能